シリカシンターを使用した各実験

<作成日:2019年10月10日 / 更新日:2019年10月11日>

ケイ素溶出セラミック・シリカシンター(原材料は100%ゼオライト)を使用した実験の模様(動画等)を掲載しています。

各実験といいましても、シリカシンターによる水道水の、いわゆるカルキ(塩素化合物)消滅実験、そして、 よくツイッターを使用したステルスマーケティングを行っている業者アカウントの主張(シリカシンターからテラヘルツが発生し、 これが健康効果をもたらすなど)、本当にテラヘルツは発生するのか?これらを検証するために行った実験などです。
(注)
※私、管理人は、あくまでも素人です。化学などあまり詳しいほうではないのですが、素人でもなんとかできるレベルの 実験です。また、実験方法や結果に対する判断に間違いもあるかと思いますので、参考程度に見て頂ければと思います。

※掲載できていない事項もある未完成なページですが、徐々に掲載していく予定ですので宜しくお願いいたします。

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目次





水道水の『いわゆるカルキ消滅実験』を行った経緯


元々、ケイ素溶出セラミック・シリカシンターを購入した切っ掛けは、某販売サイトの広告「水道水のカルキ(塩素化合物)は約5分で消滅する」 という謳い文句に惹かれ、その真偽はよくわからなかったのですが、とりあえず購入して試してみようというものでした。
一番に気になる「水道水の消毒に使うカルキ」は、たったの約5分で消滅します。

しかしながら、塩素化合物が含まれる水道水、約1リットルを透明なプラスティックの容器に入れ、これに対しシリカシンターを 約300gを入れ、幾度か振って混ぜた後、約5分から10分程度時間を置いてシリカシンター水(いわゆるケイ素水)を飲んだところ、 微妙な塩素の味がし、正直、美味しいとは言えない、そんな体験を何度かしました。

約5分程度ではカルキは消えないのではないか?という疑念が強くなり、ある時、酸化還元電位測定器を使用し、 作って約7〜8分ほど経ったシリカシンター水の酸化還元電位を測定したところ、 約+520mv前後という数値がでました。(塩素化合物によってかなり酸化が進んでいる状態だと判断)

自分だけが消えないのか?と疑問を持ったため、よく利用するツイッターでシリカシンターに関するツイートを検索したところ、 同じような方が試薬を使用し実験、塩素化合物は消えない状況を動画にしてツイッターにアップされていました。


その後、私を含め、あちらこちらから約5分程度では消えないと訴えたり、それどころか、24時間経っても消えないという ケースまで出てきた。この状況に危機感を感じたのか、業者アカウントは話を妙な方向にもっていき、シリカシンターを購入した ユーザーは何が何だかわけのわからない状況に陥り、振り回される結果となった。



カルキが消える事と塩素が消える事が同じとの勘違いは悲惨 カルキは毒で塩素は人間に必要と覚えましょう!!」と、 業者アカウントは意味不明な事をツイッターで流し始めた。 それまで、カルキ=塩素だと普通に思っていた人は、 この業者の意味不明な抗弁を見て相当、頭が混乱したのではないかと思います。(まず私自身がそうでした)



また、「塩素は体に必要なので塩素を消さないことも書いてありますよ 間違ったツイートは法律上も営業妨害ですよ」 「信じて飲んないと効果が遅いですよ」と、まるでシリカシンターは思考、判断力をもった生き物(塩素は体に必要だと考え、 あえて消さないと判断)であるかのような言い分や、営業妨害という言葉を出して法的な圧力をかけるかのような言い分、 そしてとどめは、宗教染みた説教まで飛び出てきた。

要するに、カルキと塩素は別物で、シリカシンターはカルキ(水道水の消毒剤である塩素化合物)を 消滅させるのであって、【塩素】なるものは消さない(消せない)という、それまで聞いたことのない、 前代未聞の主張でしたので、言葉遊びで誤魔化そうとしているのではないのかと 不信感がつのり、このままでは埒が明かないと判断、一旦、脳内で塩素をカルキに置き換えた。

では、カルキは消えるという主張は本当なのか?と思い、【遊離残留塩素】などを 測定するDPD試薬を購入し、実際に実験を行うようになったのですが、正直、業者のいう事が信じられず、 法的な圧力をかけるかのような言い分も出ていたため、なんとか白黒つけたくて実験を行うようになったというのが 正直なところです。

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水道水の『いわゆるカルキ消滅実験』動画


@シリカシンター 残留塩素消滅実験(2018年11月21日)




具体的な説明はブログで行っています。
http://s7ayy5001.livedoor.blog/archives/13521306.html

@シリカシンター 残留塩素消滅実験(2018年11月21日)← こちらは初めて動画としてネット上にアップしたもので、 動画としてアップするのが精一杯というド素人の状態でした。 字幕すら付けることが出来ずという情けない状況でした。

このころはまだDPD試薬は手元にになく、酸化還元電位測定器(水道水の塩素などを瞬時に消すと評判の某ヒマラヤ岩塩の効果を 試すために購入)でしかカルキ消滅の検証はできなかったため、この機器のみ使用。あらかじめシリカシンター水を作っておき、 適量をコップに移し、約15分程置いたものを測定。

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【Aシリカシンター塩素消滅実験シリーズ】水道水の酸化還元電位(シリカシンター水 約25分放置バージョン/2018年11月21日)




具体的な説明はブログで行っています。
http://s7ayy5001.livedoor.blog/archives/13542594.html

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Bシリカシンター 残留塩素消滅実験(SS販売店広告方式:2018年11月28日)




具体的な説明はブログで行っています。
http://s7ayy5001.livedoor.blog/archives/13693293.html

こちらの実験では、シリカシンター販売店の方式?として、まず適量の水道水をコップに入れ、先にDPD試薬を加えます。 残留塩素がかなり含まれているのか、濃いピンク色になりましたが、この水をシリカシンターが入った容器に入れ、約5分程置き、 その後、カルキ(残留塩素)が消えるかどうかを検証したものです。

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Cシリカシンター 残留塩素消滅実験(シリカシンター水約10分放置バージョン・clear/2018年11月28日)




具体的な説明はブログで行っています。
http://s7ayy5001.livedoor.blog/archives/13719627.html

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Dシリカシンター 残留塩素消滅実験(シリカシンター水約20分放置バージョン・clear/2018年12月3日)




具体的な説明はブログで行っています。
http://s7ayy5001.livedoor.blog/archives/13799405.html

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Eシリカシンター 残留塩素消滅実験(シリカシンター水約40分放置バージョン・clear/2018年12月4日)




具体的な説明はブログで行っています。
http://s7ayy5001.livedoor.blog/archives/13826291.html

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Fシリカシンター 残留塩素消滅実験(シリカシンター水約50分放置バージョン・clear/2018年12月11日)




具体的な説明はブログで行っています。
http://s7ayy5001.livedoor.blog/archives/13957658.html

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Gシリカシンター 残留塩素消滅実験(シリカシンター水 約1時間放置バージョン・clear/2018年12月13日)




具体的な説明はブログで行っています。
http://s7ayy5001.livedoor.blog/archives/13996379.html

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シリカシンターは、いわゆるカルキを消すことはできない


シリカシンターで、いわゆるカルキ(現在は水道水の消毒等には使用されていないものですので、いわゆると付け加えておきます) が消えるかどうかの実験を、計8回ほど行いましたけど1度も約5分程度では消えませんでした。

結局、1時間経過しても全て消えることはなかったのですが、では、何時間経過したら全て消せるのか?というと、 これはどだい無理な話。 そもそも、シリカシンターの原料は100%ゼオライト(某保健所のお話しでは、島根県産、および山形県産の ゼオライトを50%ずつ使用とのこと)、ゼオライトはカルキ(塩素化合物)を消す(分解除去)ことはできないと言われています。

シリカシンターでカルキが約5分で消える実験

(出典先)https://blog.goo.ne.jp/yamada-silica02/e/b3d623a71d6858d12929617b3c0a1613

上記画像は「シリカシンターでカルキが約5分で消える実験」を行ったときの模様のようですけど(販売業者作成の広告)、 原料のゼオライトでは消えないはずのものが消えたということになっていますが、出典先のブログ(業者運営のブログの模様) には次のようなことが書かれてあります。

三段論法


「ゼオライトは、カルキを消さない」と広告されてありますが、 実験の結果、カルキ(塩素化合物)がシリカシンターで消えたので、原料はゼオライトではないという言い分です。  どうやら、元からこのような実験はやっていないか、或いは、行ったがカルキは消えなかったかのどちらかでしょうが、 明らかに【与太話】の類を広告していることになります。

前述したように、原料はカルキを消す事ができないゼオライト だからです。シリカシンターの製造会社は【沖縄】に存在しますが、その会社は管轄の保健所に対しゼオライトだと 報告しているように、当の製造会社自らがゼオライトだと意思表示しているのだから、ゼオライトであることを 否定することは、業者(販売店)が業者(製造業者)の言動を否定していることになります。 普通ならまずあり得ない 展開ですが、現時点においても否定しているような状況のようですから、根本的にお話にならないのです。

問題は、なぜ販売業者はゼオライトであることを頑なに否定するのか?ということです。 諸説あるようですが、この問題は 別枠で取り上げようと思います。

なにはともあれ、水道水の残留塩素(いわゆるカルキ)は、シリカシンター(原料のゼオライト)では消えないということは、 もう確定事項と思って頂けたらと思います。

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